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【奈良・ならまち】築160年の静寂で味わう「究極の葛」。冷と温、正反対の食感に心奪われる朝の贅沢。

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【奈良・ならまち】築160年の静寂で味わう「究極の葛」。冷と温、正反対の食感に心奪われる朝の贅沢。

奈良の歴史が色濃く残る「ならまち」。その一角に佇む「吉野葛 佐久良(さくら)」は、葛という素材の真価を五感で教えてくれる名店です。和風の自宅を改装したような、凛としながらも温かみのある空間で過ごす、至福のひとときをレポートします。


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■ 店舗情報:吉野葛 佐久良(さくら)

項目 内容
住所 奈良県奈良市高御門町2
建物 築160年以上の江戸時代末期の町家を改装
こだわり 希少な「吉野本葛」を使用。注文を受けてから練り上げる「鮮度」重視
お支払い 現金、PayPay(QR決済)利用可

公式サイトはこちら→ https://www.nizuka.com/naramachi.htm

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【おしながき】

  • 葛きり:900円(お抹茶付 1,400円)
  • くず餅:1,000円(お抹茶付 1,500円)

その他にも色々ありました。


■ 職人の技が光る「鮮度」と「温度」の二重奏

こちらの最大の特徴は、一度に練り上げる量にこだわり、常に「作りたて」を供することにあります。同じ吉野本葛を使いながら、温度一つでここまで表情が変わるのかと驚かされる、二つの名品をご紹介します。

1. 【葛きり】冷たく、力強い「剛」の食感

当店人気No.1の葛きりは、氷水に満たされた器で供される透明な輝きが目にも鮮やかです。 口に運べば、驚くほどしっかりとした歯ごたえ。本葛ならではの力強い弾力と喉越しが、特製の黒蜜と見事に溶け合います。最後には器の氷を黒蜜に入れ、「黒蜜水」として余韻まで楽しめるのも粋な計らいです。

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2. 【くず餅】温かく、とろりと解ける「柔」の誘惑

一転して、くず餅はほんのりと温かい状態で提供されます。 箸で持ち上げると、とろ〜りと形を変えるほどの柔らかさ。口の中で温かな葛が優しく解けていく「とろっと」した食感は、冷たい葛きりとは対照的な、癒やしのひとときを与えてくれます。


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■ 空間に息づく、歴史と遊び心

築160年を超える町家の趣を活かした店内は、どこか懐かしく、静かな時間が流れています。 特に面白いと感じたのが、お手洗いへと続く「外廊下」の動線です。 一度、中庭の空気を感じながら外の廊下を渡る設計は、現代の建築にはない面白さと風情に溢れています。冬の朝の澄んだ空気や風の音さえも、この場所では大切なスパイスのように感じられました。


■ 伝統を守りつつ、現代の利便性を肯定する姿勢

そして、現代の使い手として極めて高く評価したいのが、お支払いにPayPayが使えるという点です。

「伝統だから現金のみ」という不便さを客に強いるのではなく、本物の味を守りながらも、決済などの利便性をスマートに最適化している。この柔軟な姿勢こそが、単なる「古い店」ではない、真の名店たる所以だと確信しました。


【まとめ】 「吉野葛 佐久良」で味わえるのは、単なる和菓子ではありません。 葛の「冷と温」が生み出す驚き、歴史ある建築の面白さ、そして現代的な使い勝手の良さ。そのすべてが調和した、奈良観光の朝を飾るにふさわしい「正解」の一軒です。 [PXL_20260207_012902677])


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