JAL国内線特典航空券の必要マイル数が、2026年10月1日発券分から変更されます。
今回、JAL公式サイトに掲載されている
- 現在の必要マイル数
- 2026年10月1日以降発券分の必要マイル数
この2つを実際に見比べてみました。
結論からいうと、
基本マイル数は据え置き。
一方で「特典航空券PLUS」の上限マイル数が全体的に引き上げられます。
という改定です。
「国内線特典航空券が全部値上げ!」というわけではありません。
基本マイルで取れる便を狙っている人にはほぼ影響なし。
一方で、
- 土日
- 連休
- お盆
- 年末年始
- 人気時間帯
- 沖縄・宮古・石垣などの人気路線
など、PLUSを使う機会が多い人には結構大きな変更になりそうです。
今回は、2026年9月8日時点で公開されているJAL公式情報をもとに、詳しく比較してみます。
- 2026年10月1日「搭乗分」ではなく「発券分」から変更
- そもそも「特典航空券PLUS」とは?
- 直行便の変更を全部比較
- 最大の値上げは7,500マイル
- 上昇率では約20%アップするところも
- 人気路線で見るとどれくらい変わる?
- 東京-沖縄(那覇)はどうなる?
- 東京-宮古・石垣は最大57,000マイルへ
- 実は乗り継ぎ特典航空券のPLUSも値上げ
- 長距離乗り継ぎは8万マイル超えも
- 乗り継ぎでも「基本マイル」は維持
- 大阪-札幌のファーストクラス表記が消えている?
- 今回の改定、どんな人に影響する?
- 個人的には「基本マイル据え置き」なのは救い
- 今後は基本マイルの空席探しがさらに重要
- 9月30日までに発券するのも一つの方法
- まとめ:安い席は据え置き、PLUSはしっかり値上げ
- JAL公式ページ
2026年10月1日「搭乗分」ではなく「発券分」から変更
まず、ここはかなり重要です。
今回の変更は、
2026年10月1日(木)発券分から
適用されます。
搭乗日が10月1日以降かどうかではありません。
JAL国内線特典航空券は、予約が完了するとその時点で発券され、必要マイルが引き落とされます。
- 2026年9月30日までに予約・発券 → 現行の必要マイル
- 2026年10月1日以降に予約・発券 → 新しい必要マイル
という考え方になります。
年末年始や冬休みの特典航空券を検討している人は、この「発券日」は意識しておいたほうがよさそうです。
そもそも「特典航空券PLUS」とは?
JAL国内線特典航空券には、
- 基本マイル
- 特典航空券PLUS
があります。
たとえば東京-沖縄(那覇)の普通席なら、基本マイルは片道9,500マイル。
基本マイルで予約できる座席が残っていれば、9,500マイルで取れます。
しかし基本マイル枠がなくなると、
基本マイル + 追加マイル
を使って予約できる「特典航空券PLUS」に移行します。
追加マイル数は予約時点の空席状況などによって変動します。
つまり、
「席はある。でもマイルがめっちゃ必要!」
という、JALマイル民なら一度は見たことがあるアレです(笑)
今回変更されるのは、このPLUS利用時の上限マイル数です。
直行便の変更を全部比較
まずは直行便。
A~Gの7ゾーンについて、
- 基本マイル
- 現在のPLUS上限
- 2026年10月1日以降のPLUS上限
- 増加マイル数
を比較しました。
普通席・クラスJ・ファーストクラス比較表
| ゾーン | クラス | 基本マイル | 現在のPLUS上限 | 10/1以降 | 増加 |
|---|---|---|---|---|---|
| A | 普通席 | 4,500 | 18,500 | 20,500 | +2,000 |
| A | クラスJ | 5,500 | 19,500 | 21,000 | +1,500 |
| B | 普通席 | 5,500 | 22,500 | 26,500 | +4,000 |
| B | クラスJ | 6,500 | 23,000 | 27,500 | +4,500 |
| C | 普通席 | 6,500 | 23,500 | 28,000 | +4,500 |
| C | クラスJ | 7,500 | 24,000 | 28,500 | +4,500 |
| C | ファースト | 14,500 | 27,000 | 29,500 | +2,500 |
| D | 普通席 | 7,500 | 31,000 | 35,500 | +4,500 |
| D | クラスJ | 9,000 | 32,500 | 35,500 | +3,000 |
| D | ファースト | 18,000 | 34,000 | 37,500 | +3,500 |
| E | 普通席 | 8,500 | 39,500 | 43,500 | +4,000 |
| E | クラスJ | 10,000 | 41,000 | 45,000 | +4,000 |
| E | ファースト | 20,000 | 46,000 | 51,500 | +5,500 |
| F | 普通席 | 9,500 | 44,500 | 49,000 | +4,500 |
| F | クラスJ | 11,500 | 46,500 | 51,000 | +4,500 |
| F | ファースト | 22,000 | 44,000 | 50,000 | +6,000 |
| G | 普通席 | 10,500 | 51,500 | 57,000 | +5,500 |
| G | クラスJ | 13,500 | 53,500 | 58,500 | +5,000 |
| G | ファースト | 24,000 | 60,000 | 67,500 | +7,500 |
こうやって全部並べると分かりやすいですね。
基本マイルは全部そのまま。
その一方で、PLUSの最大必要マイル数はすべて上昇しています。
最大の値上げは7,500マイル
直行便で最も増加額が大きいのは、
Gゾーン・ファーストクラス
です。
現在の
60,000マイル
から、2026年10月1日以降は、
67,500マイル
となり、
片道+7,500マイル。
往復とも最大まで上がった状態なら、
+15,000マイル
の差になります。
なかなかデカいです。
対象になる代表例は、
- 東京-宮古
- 東京-石垣
など。
人気の沖縄離島路線でファーストクラスを狙う人には、かなり気になる変更ですね。
上昇率では約20%アップするところも
増加率で見ると、Bゾーン・クラスJがかなり大きいです。
23,000マイル → 27,500マイル
なので、
+4,500マイル、約19.6%増。
Cゾーン普通席も、
23,500 → 28,000マイル
で約19.1%増。
単純に「遠距離路線ほど何%も高くなる」という設定ではなく、ゾーン・座席クラスごとに調整されています。
人気路線で見るとどれくらい変わる?
ゾーン表だけだと分かりにくいので、東京発の代表路線で見てみます。
東京-大阪(伊丹など)
Cゾーン。
普通席の基本マイルは6,500マイルで変更なし。
PLUS最大は、
23,500マイル
↓
28,000マイル
+4,500マイルです。
東京-札幌
Eゾーン。
普通席は、
基本8,500マイル → 変更なし
PLUS最大は、
39,500
↓
43,500マイル
+4,000マイル。
クラスJも基本10,000マイルはそのままで、
41,000
↓
45,000マイル
となります。
東京-福岡
こちらもEゾーン。
普通席なら、
基本8,500マイルはそのまま。
PLUS最大は、
39,500
↓
43,500マイル
になります。
東京-鹿児島
東京-鹿児島もEゾーンです。
私も実家が鹿児島なので、この辺はよく使いますが(笑)
普通席は、基本8,500マイル。
PLUS最大は、
39,500
↓
43,500マイル
となります。
東京-沖縄(那覇)はどうなる?
JALマイルを使っている人なら、やっぱり気になる羽田-那覇。
東京-沖縄(那覇)はFゾーンです。
普通席
基本:9,500マイル → 変更なし
PLUS最大:
44,500
↓
49,000マイル
+4,500マイル
クラスJ
基本:11,500マイル
PLUS最大:
46,500
↓
51,000マイル
+4,500マイル
ファーストクラス
基本:22,000マイル
PLUS最大:
44,000
↓
50,000マイル
+6,000マイル
普通席でも最大49,000マイル。
「国内線片道49,000マイル」
となると、個人的にはなかなかインパクトあります。
もちろん最大値なので、PLUSになった瞬間49,000マイル必要になるわけではありません。
あくまで空席状況によって変動し、その上限が引き上げられるという話です。
東京-宮古・石垣は最大57,000マイルへ
さらに強烈なのがGゾーン。
東京-宮古、東京-石垣などです。
普通席
基本:10,500マイル
これは変更ありません。
一方PLUS最大は、
51,500
↓
57,000マイル
+5,500マイル。
クラスJ
基本:13,500マイル
PLUS最大:
53,500
↓
58,500マイル
+5,000マイル。
ファーストクラス
基本:24,000マイル
PLUS最大:
60,000
↓
67,500マイル
+7,500マイル。
今回の直行便改定の中では最大の増加です。
宮古・石垣なんて繁忙期はPLUSになりやすい印象もあるので、ここは地味に痛いよねー。
実は乗り継ぎ特典航空券のPLUSも値上げ
今回見逃してはいけないのが、
乗り継ぎ旅程
です。
JAL国内線特典航空券では、特定の路線について、複数区間を組み合わせた乗り継ぎ旅程用の必要マイルが設定されています。
こちらも2026年10月1日以降、PLUS上限が引き上げられています。
東京→福岡→沖縄(那覇)
普通席。
基本:9,500マイル → 変更なし
PLUS最大:
35,500
↓
39,000マイル
+3,500マイル。
東京→那覇→宮古・石垣
普通席。
基本:10,500マイル → 変更なし
PLUS最大:
51,500
↓
57,000マイル
+5,500マイル。
東京→那覇・石垣→与那国
普通席。
基本:11,500マイル
PLUS最大:
54,000
↓
59,500マイル
+5,500マイル。
長距離乗り継ぎは8万マイル超えも
さらにすごいのが、ファーストクラスを含む長距離乗り継ぎ。
設定によっては、PLUS最大が
80,500マイル
まで上昇するケースがあります。
中には現行から+10,000マイルを超える上昇となる組み合わせも。
国内線の片道特典航空券で8万マイル……。
さすがにここまで来ると、マイルを使うより現金航空券を買ったほうがいいケースもありそうです。
予約時には、ぜひ実際の航空券価格と比較したいところですね。
乗り継ぎでも「基本マイル」は維持
ただし、ここも重要。
JALが今回変更対象として案内しているのは、
普通席・クラスJ・ファーストクラスの「PLUS利用時必要マイル数」
です。
つまり乗り継ぎ旅程についても、基本マイルで確保できれば従来通り。
今回の改定は、
「少ないマイルで取れる席を値上げ」
というより、
「混雑している便を追加マイルで取る場合の上限を引き上げた」
と理解するのが分かりやすいです。
大阪-札幌のファーストクラス表記が消えている?
2つの公式ページを比較していて、もう一つ気になったポイントがあります。
現行ページのEゾーン・ファーストクラスには、
- 東京-札幌
- 東京-福岡
- 東京-鹿児島
- 大阪-札幌
- 大阪-沖縄(那覇)
が掲載されています。
ところが2026年10月1日以降の必要マイルページでは、「大阪-札幌」の表記が見当たりません。
ただし、このページ上の差だけで「大阪-札幌のファーストクラスが廃止」と断定するのは危険です。
運航便や機材、設定期間などによってファーストクラスの設定は変わるため、実際に利用する際は最新の運航スケジュールを確認したほうがよさそうです。
個人的にはちょっと気になる差分なので、ここは今後もチェックしたいところです。
今回の改定、どんな人に影響する?
影響が比較的小さい人
- 基本マイルで取れる便を探す人
- 平日や閑散期中心
- 日程や時間を柔軟に変更できる人
- 空席を見ながら安い日を狙う人
基本マイル数自体は変わらないので、今まで通りのマイル数で旅行できます。
影響が大きそうな人
- 土日しか休めない
- 連休中心
- 年末年始
- お盆
- 朝夕の人気便
- 沖縄・宮古・石垣など人気路線
- 絶対にこの便に乗りたい
こういう場合はPLUSを使うケースが増えるので、今回の上限引き上げの影響を受けやすいと思います。
個人的には「基本マイル据え置き」なのは救い
最初に、
「JAL国内線特典航空券、必要マイル改定!」
と聞いたとき、
まさか基本マイルまで全部上がるのか?
と思いました。
でも実際に新旧の表を比較してみると、
基本マイルは据え置き。
ここはかなり大きいです。
例えば普通席なら、
- 東京-大阪:6,500マイル
- 東京-札幌:8,500マイル
- 東京-福岡:8,500マイル
- 東京-鹿児島:8,500マイル
- 東京-那覇:9,500マイル
- 東京-宮古・石垣:10,500マイル
という基本マイルはそのまま。
なので、
「空いている日にうまく取る」
という使い方をしている人なら、今回の影響はかなり小さそうです。
今後は基本マイルの空席探しがさらに重要
今回の改定後は、基本マイルとPLUS最大値の差がさらに大きくなります。
例えば東京-石垣。
基本なら、
10,500マイル。
PLUS最大になると、
57,000マイル。
なんと約5.4倍です。
同じ飛行機、同じ普通席でも、予約するタイミングや空席状況によって必要マイルがこれだけ違います。
こうなると今まで以上に、
- 早めに予約する
- 前後の日程を調べる
- 時間帯をずらす
- 朝便・夜便も検索する
- 周辺空港や別ルートも検討する
といった工夫が重要になりそうですね。
9月30日までに発券するのも一つの方法
すでに、
- 年末年始この日に絶対乗る
- この便をPLUSでも取る予定
という人は、
2026年9月30日までに発券できるか
確認してみてもいいと思います。
今回の改定は「搭乗日」ではなく「発券日」基準だからです。
ただし、発券後に旅程を変更したくなった場合は、取り消し・払い戻し後に新しく予約し直す必要があるケースがあります。
予定がまだ固まっていない人は、変更条件や払い戻し条件も確認してから判断してください。
まとめ:安い席は据え置き、PLUSはしっかり値上げ
最後に今回の変更をまとめます。
- 2026年10月1日発券分から変更
- 基本マイルは据え置き
- 特典航空券PLUSの上限を引き上げ
- 普通席・クラスJ・ファーストクラスが対象
- 直行便だけでなく乗り継ぎ旅程も変更
- 直行便では最大+7,500マイル
- 東京-那覇普通席は44,500→49,000マイル
- 東京-宮古・石垣普通席は51,500→57,000マイル
- 東京-宮古・石垣ファーストは60,000→67,500マイル
- 長距離の乗り継ぎでは80,500マイルになる例も
- 適用基準は「搭乗日」ではなく発券日
今回の改定、基本マイル利用者にはほぼ影響なし。
でも、
「予定優先でPLUSでも取る!」
という人には結構痛いです。
特に羽田-那覇や宮古・石垣などは、繁忙期になるとPLUSになることも多いので、今まで以上に「基本マイルで取れる日を探す」のが重要になりそうです。
個人的には、
基本マイルまで上げなかったのはありがたい!
でもPLUS上限、
国内線片道8万マイルの世界まで来たか……🫠
という感じですです(笑)
今後JALマイルを使って国内旅行する方は、2026年10月1日の改定を覚えておきましょう!
JAL公式ページ
現行の必要マイル数
2026年10月1日以降発券分
※本記事は2026年9月8日時点のJAL公式サイト掲載情報をもとに作成しています。必要マイル数・対象路線・運航状況などは変更される可能性があります。実際に予約する際はJAL公式サイトで最新情報をご確認ください。

