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そろそろ今年の富士登山計画を立てる。6回登った私が、4大ルート・山小屋・ツアー選びを本気で整理してみた

ウォーク・マラソン

そろそろ今年の富士登山計画を立てる。6回登った私が、4大ルート・山小屋・ツアー選びを本気で整理してみた

今年も、そろそろ富士登山の計画を立てる季節がやってきました。

私はこれまで富士山に6回ほど登っていて、内訳としては、

  • 吉田ルート:5回
  • 富士宮ルート:1回

という、かなり吉田ルート寄りの富士登山経験者です。

ただ、富士山には大きく分けて4つの登山ルートがあります。

  • 吉田ルート
  • 富士宮ルート
  • 須走ルート
  • 御殿場ルート

それぞれに特徴があり、距離も、標高差も、山小屋の数も、混雑具合も、難易度もかなり違います。

ここ2年は、手術後の体力低下などもあって、山小屋を押さえていたものの、泣く泣くキャンセルする年が続いていました。

でも、今年は久々にやってこようかなと。

ちょうど7月の予定も少なめなので、そろそろ山小屋予約やツアー枠を見ながら、現実的な計画を立てていきたいところです。

ということで今回は、2026年の富士登山に向けて、

  • 4大ルートの違い
  • ルートごとの難易度
  • 山小屋の取り方
  • 山小屋が取れない時の裏技的な考え方
  • 初心者におすすめのツアー選び
  • 久々に登る人が注意したいこと

を、かなりしっかり整理してみます。


まず結論:初めてなら吉田ルート、経験者なら富士宮・須走、健脚向けが御殿場

先にざっくり結論です。

ルート 向いている人 難易度イメージ 特徴
吉田ルート 初心者・初富士・ツアー参加者 ★★☆☆☆〜★★★☆☆ 山小屋が多く、登山者も多い定番ルート
富士宮ルート 短距離で登りたい人・剣ヶ峰に行きたい人 ★★★☆☆ 最短距離だが急登が多い
須走ルート 静かな雰囲気も楽しみたい経験者 ★★★☆☆ 樹林帯と砂走りが魅力。八合目で吉田と合流
御殿場ルート 体力に自信がある人・玄人向け ★★★★★ 距離も標高差も最大級。山小屋も少なめ

初めて富士山に登るなら、やっぱり基本は吉田ルート。

山小屋が多く、登山者も多く、ツアーも豊富です。

ただし、混雑はかなりあります。

一方で、富士宮ルートは距離が短いぶん急登多め。須走ルートは静かで気持ちいいけれど、後半は吉田ルートと合流して混雑します。

御殿場ルートは、正直かなり健脚向けです。

「空いているなら御殿場でいいじゃん」と軽く考えると痛い目を見るタイプのルートです。


2026年の富士山開山予定

2026年の富士山は、現時点で以下の開山予定となっています。

ルート 開山予定
吉田ルート 2026年7月1日〜9月10日予定
須走ルート 2026年7月1日〜9月10日予定
富士宮ルート 2026年7月10日〜9月10日予定
御殿場ルート 2026年7月10日〜9月10日予定
山頂・お鉢めぐり 2026年7月10日〜9月10日予定

注意点として、開山日は残雪や登山道整備の状況によって遅れる可能性があります。

特に7月上旬に登る場合は、必ず直前に公式情報を確認してください。

公式情報はこちら。


2026年の注意点:入山料・通行規制・事前登録は必ず確認

近年の富士登山は、以前のように「とりあえず五合目に行けば登れる」という感じではなくなってきています。

安全対策、弾丸登山対策、混雑対策のため、各ルートでルールが整備されています。

吉田ルートの主なルール

吉田ルートでは、以下のような規制があります。

項目 内容
通行料 1人1回 4,000円
ゲート閉鎖時間 14:00〜翌3:00
人数上限 1日4,000人まで
山小屋宿泊者 ゲート閉鎖時間・人数上限の対象外。ただし通行料は必要
装備確認 防寒着、上下セパレート式雨具、登山靴などの確認あり

吉田ルートでは、山小屋宿泊予約があれば、規制時間帯や人数上限に達した場合でも通行可能です。

ただし、山小屋宿泊者でも通行料4,000円は必要です。

また、通行予約は山小屋予約ではありません。

ここ、かなり間違えやすいです。

  • 通行予約:登山道を通るための予約
  • 山小屋予約:宿泊するための予約

この2つは別物です。


静岡県側3ルートの主なルール

静岡県側の3ルートは、

  • 富士宮ルート
  • 御殿場ルート
  • 須走ルート

です。

2026年も、静岡県側では入山手続きが必要です。

項目 内容
対象 富士宮・御殿場・須走ルート
入山料 1人1回 4,000円
事前学習 ルール・マナーに関するeラーニング
入山証 FUJI NAVIアプリでQRコードを取得
14:00〜翌3:00の入山 山小屋宿泊予約が必要
人数上限 静岡県側は1日あたりの登山者数上限なし

静岡県側は「静岡県FUJI NAVI」アプリで、事前登録、eラーニング、入山料支払い、入山証の取得を行う流れです。

2026年の事前登録は、5月8日から開始予定です。

アプリで山小屋予約ができるわけではないので、山小屋は別途、自分で予約する必要があります。


富士山4大ルート比較

ここからは、各ルートを詳しく見ていきます。


1. 吉田ルート:初めての富士登山ならまず候補にしたい王道ルート

吉田ルートの基本情報

項目 内容
登山口 富士スバルライン五合目
登山口標高 約2,305m
登り 約6.8km / 約6時間5分
下り 約7.0km / 約3時間10分
標高差 約1,450m
山小屋 4ルート中もっとも多い
混雑 かなり多い
初心者おすすめ度 高い

吉田ルートは、富士登山で最もメジャーなルートです。

私も過去6回のうち5回は吉田ルートで登っています。

理由はシンプルで、山小屋が多く、アクセスもよく、ツアーも多く、初心者でも計画を立てやすいからです。

特に初めての富士登山なら、まず吉田ルートを候補にしてよいと思います。

吉田ルートの良いところ

吉田ルートの良いところは、とにかく安心材料が多いことです。

  • 山小屋が多い
  • 登山者が多い
  • ツアーが多い
  • 登りと下りが分かれている
  • ご来光を見やすい
  • 首都圏からのアクセスがよい
  • 五合目施設が充実している

初めての富士登山では、やはり「人が多い」ということ自体が安心材料になります。

もちろん混雑はデメリットですが、万が一体調が悪くなったとき、道に迷いそうになったとき、周囲に人がいるのはかなり大きいです。

吉田ルートの注意点

一方で、吉田ルートは混みます。

特に、

  • 7月下旬
  • 8月の週末
  • お盆
  • 御来光時間帯の山頂直下

このあたりはかなり混雑します。

また、登りは七合目あたりから岩場が増え、八合目以降は空気も薄くなってペースが落ちます。

「吉田ルート=簡単」ではありません。

あくまで「富士山の中では比較的計画しやすい」というだけです。

標高3,000mを超える山であることは変わりません。

吉田ルートの山小屋選び

吉田ルートは山小屋が多いので、選択肢があります。

ざっくり分けると、

宿泊場所 特徴
七合目 高度順応しやすい。翌朝の登頂はやや長め
八合目 登頂に有利。人気が高い
本八合目〜八合五勺 山頂にかなり近い。御来光狙いに人気
山頂 特別感はあるが高所で眠りにくい人もいる

個人的には、初めての人は七合目〜八合目あたりが無難だと思っています。

山頂に近い小屋ほど、翌朝は楽になりやすいですが、そのぶん標高が高く、寝づらかったり、高山病っぽくなったりする可能性もあります。

富士山は「高く泊まれば勝ち」ではありません。

自分の体力と、睡眠の取りやすさと、翌朝の登頂時間のバランスが大事です。


2. 富士宮ルート:最短距離だけど、実はしっかりキツいルート

富士宮ルートの基本情報

項目 内容
登山口 富士宮口五合目
登山口標高 約2,400m
登り 約4.3km / 約5時間10分
下り 約4.3km / 約2時間40分
標高差 約1,320m
山小屋 適度にあり
混雑 あり
初心者おすすめ度

富士宮ルートは、4ルートの中で最も標高の高い登山口からスタートする、最短距離のルートです。

「最短なら楽なのでは?」と思いがちですが、これはちょっと違います。

距離が短いということは、そのぶん傾斜がきついということ。

実際に富士宮ルートは、岩場と急登が多く、足腰への負担はかなりあります。

富士宮ルートの良いところ

富士宮ルートの魅力は、なんといっても山頂への近さです。

  • 4ルートで最短距離
  • 登山口の標高が高い
  • 剣ヶ峰に近い
  • 浅間大社奥宮に近い
  • 駿河湾方面の景色がきれい
  • 宝永山方面の景色も迫力がある

富士山の最高地点である剣ヶ峰まで行きたい人にとって、富士宮ルートはかなり魅力的です。

吉田ルート側から山頂に着くと、剣ヶ峰まではお鉢めぐりをする感覚になりますが、富士宮ルート側は剣ヶ峰に近い位置に出ます。

富士宮ルートの注意点

富士宮ルートの注意点は、登りと下りが同じ道であることです。

道迷いはしにくい反面、混雑時は登る人と下る人が同じ道を使うため、譲り合いが必要になります。

また、岩場が多いので、下りで膝や足裏にダメージが出やすいです。

特に久々の富士登山や、体力が落ちている状態で行く場合は、下山のほうがきつく感じる可能性があります。

私も富士宮ルートを登ったことがありますが、短いから楽というより、「短いぶん、ずっと登っている感じ」のルートでした。

富士宮ルートの山小屋選び

富士宮ルートの山小屋は「山室」と呼ばれることがあります。

代表的な位置としては、

  • 六合目
  • 新七合目
  • 元祖七合目
  • 八合目
  • 九合目
  • 九合五勺
  • 山頂

といった形で、比較的バランスよくあります。

登頂を狙うなら、八合目以上の山小屋が人気になりやすいです。

ただし、標高が高い場所に泊まるほど高山病リスクも上がるので、体力や睡眠の質に不安がある人は、少し低めの小屋も選択肢になります。


3. 須走ルート:樹林帯と砂走りが楽しい、静かめの実力派ルート

須走ルートの基本情報

項目 内容
登山口 須走口五合目
登山口標高 約2,000m
登り 約6.9km / 約6時間25分
下り 約6.2km / 約3時間20分
標高差 約1,700m
山小屋 吉田より少なめ
混雑 八合目までは比較的少なめ
初心者おすすめ度

須走ルートは、吉田ルートよりも静かな雰囲気で登れるルートです。

五合目からしばらくは樹林帯があり、日差しを避けながら歩けるのが特徴です。

富士山というと、ひたすら火山砂利のイメージがありますが、須走ルートは序盤に緑があるので、雰囲気がかなり違います。

須走ルートの良いところ

須走ルートの魅力は、自然の変化です。

  • 序盤は樹林帯
  • 比較的静かに登れる
  • 途中からご来光や影富士が見えやすい
  • 下山の砂走りが楽しい
  • 吉田ルートより人が少なめ

「人混みすぎる富士山はちょっと苦手」という人には、須走ルートはかなり魅力的です。

ただし、本八合目で吉田ルートと合流します。

つまり、静かなのは前半〜中盤まで。

山頂直下は吉田ルート組と合流するので、御来光時間帯は混雑します。

須走ルートの注意点

須走ルートで特に注意したいのは、下山時の分岐です。

吉田ルートと須走ルートは八合目付近で分岐します。

間違えると、まったく違う五合目に下りてしまいます。

これ、本当に大事です。

下山時は疲れていて、眠くて、判断力も落ちています。

「なんとなく人の流れについていく」は危険です。

必ず標識を確認しましょう。

また、樹林帯は濃霧や夜間だと道迷いのリスクもあります。

静かなルートであるぶん、吉田ルートよりも自分で判断する場面が増えると思っておいたほうがよいです。


4. 御殿場ルート:富士山を味わい尽くす健脚向けルート

御殿場ルートの基本情報

項目 内容
登山口 御殿場口新五合目
登山口標高 約1,440m
登り 約10.5km / 約8時間40分
下り 約8.4km / 約3時間30分
標高差 約2,300m
山小屋 少ない
混雑 少なめ
初心者おすすめ度 低い

御殿場ルートは、4大ルートの中で最も距離が長く、標高差も大きいルートです。

登山口の標高が低いぶん、しっかり自分の足で高度を稼ぐ必要があります。

そのため、体力に自信がある人向けです。

初心者が「空いているから」という理由だけで選ぶルートではありません。

御殿場ルートの良いところ

御殿場ルートの魅力は、富士山の大きさを全身で感じられることです。

  • 人が少なく静か
  • 広大な火山砂礫地帯を歩ける
  • 下山の大砂走りが圧巻
  • 宝永山方面の景色が迫力あり
  • 富士山を“長く深く”味わえる

下山の大砂走りは、御殿場ルートの名物です。

火山砂利の斜面をざくざく下る感覚は、ほかのルートにはない楽しさがあります。

御殿場ルートの注意点

御殿場ルートは、山小屋が少ないです。

そして、日陰も少ないです。

標高の低いところから長く登るため、晴れている日は暑さ、濃霧の日は道迷い、疲れている日は撤退判断が難しくなります。

水分、食料、時間、体力にかなり余裕を持った計画が必要です。

私なら、久々の富士登山一発目で御殿場ルートは選びません。

体力を戻してから、あえて挑戦するルートだと思っています。


4ルート難易度ランキング

個人的な感覚も含めて、難易度順に並べるとこうです。

難易度 ルート 理由
1 吉田ルート 山小屋・人・ツアーが多く計画しやすい
2 富士宮ルート 短いが急登。岩場多め
3 須走ルート 静かで良いが標高差あり。下山分岐に注意
4 御殿場ルート 距離・標高差・山小屋の少なさで健脚向け

ただし、「吉田が一番楽」という意味ではありません。

富士山はどのルートでも標高3,776mまで行く山です。

寝不足、体調不良、装備不足、ペース配分ミスがあると、どのルートでも普通にきついです。


山小屋予約はそろそろ本気で動く時期

富士登山で大事なのが山小屋予約です。

特に人気日程はすぐ埋まります。

狙い目は、

  • 7月中旬〜下旬の平日
  • 8月下旬の平日
  • お盆を外す
  • 土曜宿泊を避ける
  • 御来光にこだわりすぎない

です。

逆に取りにくいのは、

  • 7月下旬〜8月上旬の土曜
  • お盆期間
  • 八合目以上
  • 個室系
  • 山頂に近い小屋

です。

山小屋予約で見るべきポイント

山小屋を選ぶときは、単に「空いているか」だけでなく、以下を見たほうがよいです。

見るポイント 理由
標高 高いほど翌朝楽だが、高山病リスクも上がる
位置 山頂までの残り時間が変わる
食事 夕食・朝食弁当の有無
受付方法 Webのみ、電話のみ、両方など小屋ごとに違う
キャンセル規定 天候不良や体調不良時に重要
個室・仕切り 快適性に直結
チェックイン時間 遅すぎる到着はNGの小屋もある
トイレ 位置と利用ルールを確認
支払い方法 現金のみの可能性も考える

山小屋はホテルではありません。

基本的には「仮眠を取るための場所」です。

お風呂はありませんし、水も貴重です。

寝心地も、通常の宿泊施設とはまったく違います。

それでも、弾丸登山を避けて安全に登るには、山小屋泊がかなり重要です。


山小屋が取れない時は、旅行会社のツアー枠を見る

ここがけっこう大事です。

山小屋の公式予約が埋まっていても、大手旅行会社や登山ツアー会社が枠を押さえていることがあります。

つまり、個人予約では空いていなくても、ツアーなら空いているケースがあります。

特におすすめなのが、

  • 往復バス
  • 山小屋宿泊
  • 下山後のお風呂
  • 食事付き
  • 必要に応じてガイド付き

こういうセットになっているプランです。

個人で全部手配する場合、

  • 登山口までの交通
  • 山小屋予約
  • 入山手続き
  • 下山後の移動
  • お風呂
  • 荷物管理

を自分で考える必要があります。

でもツアーなら、かなりの部分がパッケージ化されています。

特に首都圏発なら、

  • 新宿発
  • 東京発
  • 横浜発

などの富士登山バスツアーが出やすいです。

フリープランは経験者向け

ツアーには大きく分けて、

  • ガイド付きツアー
  • フリープラン
  • 往復バス+入浴のみ
  • 山小屋のみ
  • 現地集合プラン

などがあります。

このうち、富士登山経験者におすすめしやすいのがフリープランです。

フリープランは、基本的に自分のペースで登れます。

私のように過去に何度か富士山に登っていて、ルート感覚やペース配分がある程度わかる人なら、フリープランはかなり便利です。

ただし、初めての人にはいきなりフリープランはおすすめしません。


初めての人はガイド付きツアーがおすすめ

初めて富士山に登る人には、ガイド付きツアーをおすすめします。

理由は、ガイドさんがいると安心感がまったく違うからです。

富士登山で大事なのは、根性ではありません。

大事なのは、

  • ゆっくり登ること
  • 呼吸を整えること
  • 休憩のタイミング
  • 水分補給
  • 体温調整
  • 高山病の初期サインに気づくこと
  • 無理な登頂判断をしないこと

です。

初めてだと、どうしても周りのペースにつられてしまいます。

でも富士登山は、序盤で調子に乗ると後半で一気に来ます。

特に八合目以降は空気が薄く、足が上がらなくなります。

ガイドさん付きのツアーなら、歩くペース、休憩、水分補給、呼吸の仕方などを教えてもらいながら登れます。

「登れるかどうか」だけでなく、「安全に登って、安全に帰ってくる」確率を上げるなら、初回はガイド付きがかなり良いと思います。


私が今年考えている現実的なプラン

今年の私の場合、久々の富士登山になります。

過去に6回ほど登っているとはいえ、ここ2年は手術後の体力低下もあり、山小屋を押さえながらキャンセルする年が続きました。

なので、今年は無理に難しいルートを選ぶより、まずは安全第一で考えたいところです。

候補としては、やはり吉田ルート。

理由は、

  • 過去に一番慣れている
  • 山小屋が多い
  • ツアー選択肢が多い
  • 下山導線が読みやすい
  • 久々の復帰戦として現実的

だからです。

本音を言えば、須走ルートの静かな雰囲気や、富士宮ルートで剣ヶ峰を狙うのも魅力的です。

ただ、久々の一発目なら、まずは勝手がわかっている吉田ルートが無難かなと。

特に今年は7月の予定が少なめなので、平日をうまく使って混雑を避けられれば理想です。


久々に登る人向けの準備リスト

過去に登ったことがある人ほど、油断しがちです。

でも、数年空くと体力も装備も感覚も変わっています。

私もまさにそこに注意したいところです。

1か月前までにやること

  • 山小屋またはツアー予約
  • ルート決定
  • 登山靴の確認
  • レインウェア確認
  • 防寒着確認
  • ヘッドライト確認
  • ザック確認
  • モバイルバッテリー確認
  • 行動食準備
  • 下山後の入浴・帰宅導線確認

2〜3週間前からやること

  • 階段・坂道を歩く
  • 長めのウォーキングをする
  • 登山靴で歩いて足を慣らす
  • 荷物を背負って歩く
  • 睡眠不足で登らないよう生活リズムを整える

前日までにやること

  • 天気確認
  • 登山道情報確認
  • 山小屋予約確認
  • 入山手続き確認
  • 交通手段確認
  • 現金準備
  • 充電
  • 早く寝る

装備は「暑さ」より「寒さ」と「雨」を重視

富士山は夏でも寒いです。

特に御来光待ちの山頂付近はかなり冷えます。

五合目では暑くても、山頂は別世界です。

必ず持っていきたい装備は以下です。

装備 理由
登山靴 スニーカーはおすすめしない
上下セパレート式レインウェア 雨・風対策に必須
防寒着 山頂・山小屋前後で必要
ヘッドライト 夜間行動に必須
手袋 岩場・寒さ対策
帽子 日差し・寒さ対策
ネックゲイター 砂埃・寒さ対策
サングラス 砂走りや日差し対策
ゲイター 砂走りルートでは特に便利
行動食 エネルギー切れ対策
飲み物 水分補給用
現金 トイレ・売店・山小屋用
モバイルバッテリー スマホ地図・連絡用

富士登山では、雨具と防寒具が本当に大事です。

「夏だから大丈夫」は通用しません。


高山病対策は“ゆっくり登る”が最強

富士登山で怖いのが高山病です。

頭痛、吐き気、めまい、強いだるさなどが出ることがあります。

高山病対策として大事なのは、

  • 五合目でしばらく体を慣らす
  • 序盤からゆっくり歩く
  • 息が上がるペースで登らない
  • こまめに水分補給する
  • こまめに休む
  • 寝不足で行かない
  • 体調が悪ければ無理しない

です。

特に大事なのは、序盤で飛ばさないこと。

五合目〜六合目あたりは元気なので、ついサクサク歩きたくなります。

でも富士山は、後半に効いてきます。

「遅すぎるかな?」くらいでちょうどいいです。


ルート別おすすめタイプまとめ

最後に、どのルートを選ぶべきかまとめます。

初めての富士登山

おすすめは吉田ルート。

できればガイド付きツアー。

山小屋泊で、無理のないスケジュールがよいです。

2回目以降で少し違う雰囲気を味わいたい

おすすめは須走ルート。

樹林帯、静かさ、砂走りが楽しめます。

ただし下山分岐には注意。

剣ヶ峰をしっかり狙いたい

おすすめは富士宮ルート。

最短で山頂に出やすく、剣ヶ峰にも近いです。

ただし急登と岩場に注意。

体力に自信があり、静かな富士山を味わいたい

おすすめは御殿場ルート。

ただし初心者向けではありません。

距離も標高差も大きく、山小屋も少ないので、事前準備はかなり重要です。


まとめ:今年こそ、久々に富士山へ

富士登山は、毎年なんとなく気になって、気づけば山小屋が埋まり、気づけば夏が終わっている。

そんなことが起こりがちです。

特にここ数年は、入山ルールや事前登録、山小屋予約の仕組みも変わってきています。

だからこそ、今年登りたいなら、早めに動くのが大事です。

私自身も、ここ2年は体力面の不安もあり、山小屋を押さえながら泣く泣くキャンセルしてきました。

でも今年は、久々にやってこようかなと思っています。

ルートはたぶん、まずは安定の吉田ルート。

山小屋が取れれば個人手配。

取れなければ、旅行会社のフリープランも視野。

往復バス、山小屋、下山後のお風呂までセットになっているプランは、やっぱりかなり便利です。

そして、初めての人にはガイド付きツアーを強くおすすめします。

富士山は、勢いで登る山ではありません。

ちゃんと準備して、ちゃんと休んで、ちゃんと帰ってくる山です。

今年こそ、日本一の山へ。

無理せず、楽しく、安全に。

久々の富士登山、そろそろ計画開始です。


参考公式情報

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