my 楽天モバイルがRakuten Linkへ統合へ。これは地味に面白い発表ですね
楽天モバイルから、なかなか面白い発表が出ました。
2026年7月より順次、「my 楽天モバイル」アプリの全機能が「Rakuten Link」アプリへ統合されるとのことです。
公式発表はこちらです。
これ、ぱっと見ると「アプリがひとつ減るんだね」くらいの話に見えるかもしれません。
でも、よく見ていくとけっこう面白いです。
楽天モバイルのアプリまわりって、これまで大きく分けると、
- 通話・メッセージ系の「Rakuten Link」
- 契約管理・利用状況確認系の「my 楽天モバイル」
という役割分担でした。
それが今回、Rakuten Link側に寄せられていく形になります。
つまり、今後はRakuten Linkが単なる通話アプリではなく、楽天モバイル利用者向けの“入口アプリ”として、より大きな役割を持つようになるということですね。
個人的には、これはかなり楽天モバイルらしい動きだなと思いました。
- 何が発表されたのか
- 今までは「Rakuten Link」と「my 楽天モバイル」で役割が分かれていた
- これは単なる「アプリ削減」ではなく、導線整理の話かも
- Rakuten Linkが「楽天モバイルのホームアプリ」っぽくなっていく
- 楽天モバイルらしい「アプリを入口にする」考え方
- ユーザー側のメリットは「わかりやすさ」
- 一方で、注意点もあります
- 古いOSを使っている人は特に注意
- 「一回線目の開通手続き」などは7月より順次対応
- これは「楽天モバイルが次のフェーズに入っている」感じもある
- 面白いのは、Rakuten Linkの価値がさらに上がること
- フラットに見ても、かなり合理的な統合
- 楽天モバイルユーザーが今やっておきたいこと
- まとめ:地味だけど、けっこう面白い発表です
何が発表されたのか
今回の発表内容をざっくり整理すると、以下のような内容です。
楽天モバイルは、2026年7月より順次、my 楽天モバイルアプリの全機能をRakuten Linkアプリに統合すると発表しました。
これにより、Rakuten Linkアプリでは、
- 通話
- メッセージの送受信
- 契約管理
- 利用状況の確認
- 各種手続き
などが、ひとつのアプリで利用できるようになります。
これに伴い、my 楽天モバイルアプリは2026年8月5日(水)に提供終了となります。
提供終了日以降は、my 楽天モバイルアプリの利用や、アプリストアからの新規ダウンロードができなくなるとのことです。
そのため、楽天モバイルユーザーは今後、Rakuten Linkアプリを最新バージョンにして使っていく必要があります。
今までは「Rakuten Link」と「my 楽天モバイル」で役割が分かれていた
楽天モバイルを使っている人にとってはおなじみですが、これまでアプリの役割はだいたいこんな感じでした。
Rakuten Link
Rakuten Linkは、楽天モバイルの特徴的なアプリです。
主に、
- 国内通話
- メッセージ送受信
- 楽メール
- 楽天モバイル契約者向けのキャンペーン・特典へのアクセス
などで使われてきました。
特に楽天モバイルといえば、Rakuten Linkを使った国内通話が大きな特徴のひとつです。
一方で、Rakuten Linkは「通話やメッセージのためのアプリ」という印象を持っている人も多かったと思います。
my 楽天モバイル
一方で、my 楽天モバイルは契約管理系のアプリです。
たとえば、
- データ利用量の確認
- 利用料金の確認
- 契約内容の確認
- 契約内容の変更
- オプションサービスの申し込み
- 回線の開通手続き
- お知らせの確認
などですね。
スマホの通信契約を管理するための、いわゆるマイページアプリという位置づけです。
今までは、通話やメッセージはRakuten Link、契約管理はmy 楽天モバイルという形で、アプリが分かれていました。
それが今回、Rakuten Linkに統合されるわけです。
これは単なる「アプリ削減」ではなく、導線整理の話かも
今回の発表を見て、まず思ったのは、
これは単なるアプリ削減ではなく、楽天モバイルのユーザー導線を整理する動きなのでは?
ということです。
スマホの中にアプリが増えすぎると、ユーザーからするとけっこう面倒です。
「料金を見るときはどのアプリだっけ?」 「契約内容を変えるときはどこから?」 「通話はRakuten Linkだけど、契約確認はmy 楽天モバイル?」 「キャンペーンはどこで見るんだっけ?」
こういう小さな迷いが積み重なると、サービス体験としては地味にストレスになります。
特に楽天モバイルは、オンラインで申し込み、アプリで管理し、自分で手続きする場面も多いサービスです。
だからこそ、アプリの導線がシンプルになるのは大事です。
今回の統合によって、楽天モバイルユーザーにとっては、
とりあえずRakuten Linkを開けばよい
という形に近づいていくわけです。
これはユーザー目線では、わかりやすくなる方向だと思います。
Rakuten Linkが「楽天モバイルのホームアプリ」っぽくなっていく
今回の統合で面白いのは、Rakuten Linkの位置づけが変わっていきそうなところです。
これまでのRakuten Linkは、どちらかというと、
楽天モバイルの通話アプリ
という印象が強かったと思います。
もちろん、実際にはメッセージや楽メール、キャンペーン情報などもありますが、多くの人にとっては「電話をかけるときに使うアプリ」というイメージが強いのではないでしょうか。
しかし、my 楽天モバイルの機能が統合されると、Rakuten Linkは、
楽天モバイルを使うための総合アプリ
に近づいていきます。
通話する。 メッセージを送る。 料金を見る。 データ利用量を見る。 契約内容を確認する。 オプションを申し込む。 開通手続きをする。 お知らせを受け取る。
こういったことが、ひとつのアプリで完結していく形です。
これは地味ですが、なかなか大きな変化です。
ユーザーが毎月の料金を確認するときも、キャンペーンをチェックするときも、通話するときも、同じアプリを開く。
つまり、Rakuten Linkの利用頻度が自然と上がりやすくなる可能性があります。
楽天モバイルとしても、ユーザーとの接点をRakuten Linkに集約できるのは大きいはずです。
楽天モバイルらしい「アプリを入口にする」考え方
楽天グループ全体を見ても、アプリやIDを起点にしてサービスを広げていく考え方はかなり強いです。
楽天市場、楽天ペイ、楽天ポイント、楽天カード、楽天モバイル。
それぞれ別のサービスでありながら、楽天IDや楽天ポイントを軸にしてつながっています。
楽天モバイルも、単なる通信サービスというより、楽天経済圏の入り口のひとつとして位置づけられている印象があります。
その中で、Rakuten Linkを楽天モバイルユーザーの中心アプリにしていくのは、自然な流れにも見えます。
通信契約の管理だけでなく、キャンペーンや特典、ポイント関連の導線も含めて、Rakuten Linkに集めていく。
そう考えると、今回の統合はかなり楽天らしい動きです。
ユーザー側のメリットは「わかりやすさ」
今回の統合で、ユーザー側のメリットとして一番わかりやすいのは、やはりアプリがひとつにまとまることです。
スマホに入れておくアプリが減る。 確認する場所がわかりやすくなる。 手続きの入口が整理される。
これだけでも、かなり大きいです。
特に、スマホや通信契約にそこまで詳しくない人にとっては、
「何かあったらRakuten Linkを開けばいい」
という状態になるのは、かなり親切です。
楽天モバイルは料金プランがシンプルな一方で、キャンペーンや各種割引、オプション、ポイント特典など、確認したい情報はけっこうあります。
それらを複数アプリに分けるより、ひとつのアプリにまとめた方が、ユーザー体験としてはわかりやすくなります。
一方で、注意点もあります
もちろん、今回の統合には注意点もあります。
まず、my 楽天モバイルアプリは2026年8月5日で提供終了となります。
そのため、今後はRakuten Linkアプリを使う必要があります。
まだRakuten Linkを入れていない人は、事前にインストールしておいた方がよさそうです。
また、Rakuten Linkアプリは最新バージョンにしておく必要があります。
さらに、公式発表では、my 楽天モバイルアプリ内のお知らせ履歴はRakuten Linkへ引き継がれないと案内されています。
過去のお知らせ履歴を確認したい人は、my 楽天モバイルアプリの提供終了前に確認しておく必要があります。
これは少し注意ですね。
「あとで見ればいいや」と思っていたお知らせがある人は、早めに見ておいた方がよさそうです。
古いOSを使っている人は特に注意
今回の発表で、個人的にしっかり見ておきたいと思ったのが、OSに関する注意事項です。
2026年7月以降、Rakuten Linkアプリ バージョン3.8.0より、Android 9以下・iOS 15以下の利用者はRakuten Linkアプリを利用できなくなると案内されています。
つまり、古いスマホを使っている人は注意が必要です。
楽天モバイルを長く使っている人の中には、サブ回線として古い端末に入れている人もいると思います。
また、家族用やシニア向けに古いスマホを使っているケースもあるかもしれません。
そういう人は、OSのバージョンを確認しておいた方がよいです。
今回の統合後は、契約情報の確認や管理もRakuten Link側に寄っていくため、Rakuten Linkが使えないと不便になる可能性があります。
楽天モバイルをメイン回線として使っている人ほど、早めに確認しておきたいポイントです。
「一回線目の開通手続き」などは7月より順次対応
公式発表では、my 楽天モバイルアプリで提供中の一部機能について、7月より順次Rakuten Linkアプリで利用できるようになると案内されています。
具体的には、
- 契約回線一回線目の開通手続き
- my 楽天モバイルアプリへ配信されるお知らせの受け取り
- Push通知の設定
などです。
ここでポイントなのは、「7月より順次」という表現です。
つまり、ある日いきなり全員が完全移行するというより、段階的に統合されていく形と考えた方がよさそうです。
そのため、実際の利用画面や使える機能は、アプリのバージョンやタイミングによって変わる可能性があります。
楽天モバイルユーザーは、Rakuten Linkアプリを最新化しておきつつ、案内を確認しながら移行していくのがよさそうです。
これは「楽天モバイルが次のフェーズに入っている」感じもある
今回の発表、かなり地味に見えるかもしれません。
料金プランが変わるわけでもない。 大きなキャンペーンが始まるわけでもない。 新端末の発表でもない。
でも、こういうアプリ統合は、サービス運営としてはけっこう重要です。
なぜなら、ユーザーが毎日・毎月触れる場所が変わるからです。
楽天モバイルは、ここ数年で回線数も伸ばし、サービスとしての認知もかなり広がってきました。
その次の段階として、ユーザー体験をどう整えるか、アプリ導線をどうシンプルにするかはかなり大事です。
今回の統合は、そういう意味で「楽天モバイルが次のフェーズに入っている」ようにも見えます。
単に契約を増やすだけではなく、契約後の体験を整える。
ユーザーが迷わず使えるようにする。
楽天モバイルを使うなら、まずRakuten Link。
この流れを作っていくための発表なのかなと思いました。
面白いのは、Rakuten Linkの価値がさらに上がること
楽天モバイルを語るうえで、Rakuten Linkはかなり重要な存在です。
通話無料の印象が強いアプリですが、今後はそこに契約管理機能まで入ってくるわけです。
これは、Rakuten Linkの価値がさらに上がるということでもあります。
楽天モバイルユーザーにとっては、
「電話をかけるためのアプリ」
から、
「楽天モバイルを管理するためのアプリ」
へ進化していく。
この変化はかなり面白いです。
アプリとしての役割が広がれば、ユーザーがRakuten Linkを開く理由も増えます。
通話のためだけでなく、料金確認、データ確認、契約確認、キャンペーン確認など、いろいろな目的で開くようになります。
そうなると、Rakuten Linkは楽天モバイルユーザーとの接点として、かなり強くなります。
フラットに見ても、かなり合理的な統合
今回の統合については、フラットに見てもかなり合理的だと思います。
ユーザーにとっては、アプリがひとつにまとまってわかりやすい。
楽天モバイル側にとっても、アプリの運用や案内を集約しやすい。
問い合わせ対応の観点でも、
「my 楽天モバイルを開いてください」 「Rakuten Linkを開いてください」
と分かれているより、
「Rakuten Linkを開いてください」
で済む方がシンプルです。
もちろん、統合直後は多少の混乱もあるかもしれません。
特に、これまでmy 楽天モバイルアプリに慣れていた人は、最初は「あれ、どこで料金を見るんだっけ?」となる可能性もあります。
ただ、長い目で見れば、ひとつのアプリにまとまっていく方がわかりやすいと思います。
これは派手な発表ではありませんが、実務的にはかなり効いてくるタイプの改善ですね。
楽天モバイルユーザーが今やっておきたいこと
今回の発表を受けて、楽天モバイルユーザーがやっておきたいことを整理すると、こんな感じです。
1. Rakuten Linkアプリを入れておく
まだRakuten Linkを入れていない人は、早めにインストールしておきましょう。
今後、契約管理もRakuten Link側に寄っていくため、楽天モバイルを使うなら必須アプリに近い存在になっていきます。
2. Rakuten Linkを最新バージョンにしておく
アプリが古いままだと、新しい機能が使えない可能性があります。
App StoreやGoogle Playで、Rakuten Linkが最新になっているか確認しておきたいところです。
3. OSのバージョンを確認する
Android 9以下、iOS 15以下の端末を使っている人は特に注意です。
2026年7月以降、Rakuten Linkアプリ バージョン3.8.0より利用できなくなると案内されています。
古いスマホを使っている人は、OSアップデートや端末の見直しも含めて確認した方がよさそうです。
4. my 楽天モバイルのお知らせ履歴を確認しておく
my 楽天モバイルアプリ内のお知らせ履歴は引き継がれないとのことです。
必要な情報がある人は、提供終了前に確認しておきましょう。
5. 2026年8月5日を意識しておく
my 楽天モバイルアプリの提供終了日は2026年8月5日(水)です。
それ以降は、my 楽天モバイルアプリの利用や新規ダウンロードができなくなります。
直前に慌てないように、早めにRakuten Linkへ慣れておくのがよさそうです。
まとめ:地味だけど、けっこう面白い発表です
今回の楽天モバイルの発表は、料金プランやキャンペーンのように派手なものではありません。
でも、個人的にはかなり面白い発表だと思いました。
my 楽天モバイルの機能がRakuten Linkに統合されることで、楽天モバイルのアプリ体験はかなりシンプルになります。
これまで、
- 通話はRakuten Link
- 契約管理はmy 楽天モバイル
と分かれていたものが、今後はRakuten Linkに集約されていく。
これはユーザーにとってもわかりやすいですし、楽天モバイルとしてもユーザー接点を整理できる動きです。
Rakuten Linkは、これまでの「通話アプリ」から、楽天モバイル利用者の「総合アプリ」へ進化していく感じですね。
地味ですが、こういう導線整理はかなり大事です。
楽天モバイルを使っている方は、Rakuten Linkアプリのアップデート、OSバージョンの確認、my 楽天モバイルのお知らせ履歴の確認をしておくとよさそうです。
これは面白い発表ですね。
派手さはないけど、楽天モバイルの次の形が少し見えてくるような、そんな内容だと思いました。

