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【2026年10月】ANA・JAL燃油サーチャージ比較|北米・欧州は片道55,000円と50,000円

空港で計算機を持つあすぱらと、日本開始の北米欧州の燃油サーチャージANA55,000円・JAL50,000円を比較するイラスト 旅行

こんにちは、あすぱらです。

海外の航空券を見ていて、最後の支払額で「おお……」となる燃油サーチャージ。運賃がお得に見えても、ここが大きいと旅行予算が変わりますよね。

2026年10月に航空券を買う場合、日本から旅行を開始する北米・欧州の一般的な対象区間は、1人片道でANAが55,000円、JALが50,000円です。往復2区間なら燃油部分だけでANAは110,000円、JALは100,000円。なかなか存在感があります。

ただし、これは航空券全体の値段ではありません。そして「10月に乗る人はこの金額」という意味でもありません。今回は、2026年9月1日~10月31日の発券・購入分を比べながら、見落としやすい条件もまとめます。

情報確認日:2026年10月8日。ANA公式の10月1日更新情報とJAL公式の掲載条件を確認しています。この記事の金額は原則として旅行開始国が日本の場合の燃油特別付加運賃です。運賃・航空保険特別料金・税金・空港使用料等は含みません。

2026年10月の燃油サーチャージ:北米・欧州は片道5,000円差

燃油サーチャージのみ ANA JAL
1人・片道1区間 55,000円 50,000円
1人・往復2区間の単純計算 110,000円 100,000円
2人・往復2区間ずつの単純計算 220,000円 200,000円

上の比較は、同じ額が往復の日本発着区間に適用される、シンプルな旅程を想定した計算です。ANAの北米はハワイを除く区分で、成田―メキシコシティ線には別額があります。海外から始まる旅程や乗り継ぎがある旅程も、この表をそのまま使えない場合があります。

2026年9月1日から10月31日発券・購入分の日本開始の北米欧州燃油比較。ANA片道55,000円、JAL片道50,000円。単純往復では110,000円と100,000円
運賃や諸税を含まない、燃油サーチャージ部分の比較です。

燃油だけを見ると、一般区間ではJALのほうが片道5,000円低い設定です。ただ、航空券全体でもJALが必ず安くなる、とは言えません。運賃本体が違えば総額の順番は変わりますし、変更条件や希望時刻も選ぶ材料です。

「燃油の差は分かった。では自分の日程の最終支払額は?」と、もう一段先まで見るのが大事ですね。

出典:ANA「燃油特別付加運賃/航空保険特別料金」、JAL「国際線 燃油特別付加運賃・航空保険特別料金」

最初に確認するのは「搭乗日」より「発券・購入日」

ANAは「2026年9月1日から2026年10月31日ご購入分まで」、JALは「2026年9月1日から10月31日発券分まで」という区分で案内しています。

ここ、つい「10月の燃油=10月に乗る便」と読んでしまいがちですが、航空券を発券・購入するタイミングの区分です。

  • 10月に発券・購入して、11月や12月に搭乗する航空券も、この料金表の対象になり得ます。
  • 10月に搭乗する便でも、以前に発券済みの航空券なら、購入・発券時点の設定や変更の有無を確認します。
  • 予約だけ済ませていても、発券・購入が完了していなければ、予約日だけで金額を判断できません。
燃油サーチャージの対象期間は2026年9月1日から10月31日の発券購入日。搭乗が11月や12月でも対象になり得ることを示す図
航空券の変更をする場合は、変更時の差額調整にも注意してください。

旅行会社で予約する場合も、予約操作をした時刻だけで判断せず、いつ発券されるかを確認しましょう。この記事では、次の期間の額を予測して「今すぐ買うべき」「11月まで待つべき」とは判断していません。実際の運賃、空席、発券期限、公式の改定案内を合わせて見る必要があります。

ハワイ・アジア方面も比較してみる

欧米だけでなく、ハワイやアジア方面も気になるところ。両社の地域区分は完全に同じではないため、ここでは比較しやすい代表的な区間に絞りました。

日本発着の代表区間 ANA・片道 JAL・片道 ANAとJALの差
北米・欧州の一般区間 55,000円 50,000円 5,000円
ハワイ 35,800円 30,900円 4,900円
タイ・シンガポール・マレーシア 27,300円 26,000円 1,300円
ベトナム・グアム・フィリピン 19,300円 17,500円 1,800円
中国・台湾(沖縄発着の区間を除く) 14,300円 12,400円 1,900円
韓国 6,500円 5,900円 600円

1人1区間片道、旅行開始国が日本、2026年9月1日~10月31日の発券・購入分。路線の販売・運航状況やコードシェア設定を示す一覧ではありません。目的地ごとの正式な区分・例外は各社公式表を確認してください。

ANAとJALの代表方面別燃油サーチャージ比較。北米欧州、ハワイ、タイとシンガポール、ベトナムとグアム、中国と台湾、韓国の片道額
同じ方面名に見えても、各社の区分や除外条件が異なることがあります。

たとえばハワイなら、同じ条件で往復2区間として計算するとANAは71,600円、JALは61,800円。燃油部分の差は9,800円です。2人で考えると19,600円なので、比較しておきたい大きさですね。

一方で、JALの沖縄―台北・高雄は一般的な東アジアの額ではなく、5,900円の区分です。「台湾だから12,400円」と一括りにしないようにしましょう。

北米・欧州の表をそのまま使えない、重要な例外

燃油比較の例外。海外開始旅程、乗り継ぎとコードシェア、ANA成田メキシコシティ線の別額、運賃や諸税を含めた総額確認
単純な往復計算に入る前に、旅程の条件を確認しましょう。

ANAの成田―メキシコシティ線は31,900円

ANAは、旅行開始国が日本で成田―メキシコシティ線のNH180/NH179を利用する場合、2026年9月1日以降発券分を片道31,900円と案内しています。

「北米の表に55,000円とあるからメキシコも同額」と計算すると、ここでずれてしまいます。便名まで指定された例外なので、利用便と条件を確認してください。

旅行開始国が日本以外なら、別の表を見る

今回の比較の軸は、旅行を日本から始めるケースです。海外で購入するか、日本のサイトで購入するかだけで決まるわけではありません。

ANAもJALも、旅行開始国が日本以外の場合の案内を別に設けています。帰国便を海外発の片道航空券として新しく取る場合などは、日本開始の往復航空券の復路と同じ扱いだと決めつけないようにしましょう。

当ブログのANA特典航空券を海外開始の旅程で比較した記事でも、この違いを扱っています。ただし、掲載時点や路線、旅程が異なるため、過去の支払額をそのまま現在の予約に使うことはできません。

乗り継ぎ区間やコードシェア便には、追加の確認が必要

ANAの案内は日本を出発地または目的地とする旅程のANA便を対象にしており、他社運航のコードシェア便も含みます。ただし、その他の区間にかかる料金は表に含まれておらず、国際線を乗り継ぐ旅程では表どおりにならない場合があると案内しています。

JALでは、日本開始の旅程で欧州内の乗り継ぎにブリティッシュ・エアウェイズ、フィンエアー、イベリア航空が運航するJLコードシェア便を使うと、その欧州内区間ごとにビジネスクラス40米ドル、エコノミークラス32米ドルの設定があります。この欧州内の額は2カ月ごとの見直しの対象外です。

ロンドンまでの額を見て「その先も全部込み」と思わず、予約結果に表示される区間ごとの条件と最終額を確認しましょう。

子ども・特典航空券・航空保険特別料金はどうなる?

子どもの燃油は、運賃のように半額とは限らない

両社とも、燃油サーチャージは大人・小児・座席を使う幼児で同額の扱いです。ANAは座席を使わない2歳未満の幼児、JALは座席を使わない幼児を対象外としています。

家族旅行の予算では、航空運賃に小児向けの設定があっても、燃油まで同じ割合で下がるとは考えないほうがよいですね。人数分をきちんと入れると、最終画面での驚きが少なくなります。

マイルを使っても、燃油がゼロになるわけではない

ANAのAMCマイレージ特典航空券、JALマイレージバンクの国際線特典航空券でも、両社は燃油について同額を適用すると案内しています。

必要マイル数だけ見て予算を決めず、マイルに加えて払う現金の金額まで確認したいところです。他社のマイレージプログラムで発券する航空券まで、この記事で一律に判断するものではありません。

航空保険特別料金は、燃油とは別の項目

日本で購入する場合の航空保険特別料金は、ANAが1人1区間片道780円、JALが600円の案内です。ただし、ANAの日本―カナダ・香港・メキシコ発着便やブラジル発旅程、JALのカナダ・香港発着区間やブラジル発旅程など、適用しない条件があります。

このほか空港使用料や税金などもあるため、燃油の表に一律の金額を足して「これで総額」とはしないでください。最後は予約画面の内訳が頼りです。

発券後に値下がりしたら?変更と払い戻しの考え方

両社の案内では、発券後に燃油額が改定されても、航空券を変更しない場合は差額調整をしません。値下がりしたから自動的に返金される、という仕組みではないんですね。

  • 未使用の航空券を変更する場合:すでに支払った燃油額と、変更日に適用される額との差額調整があります。JALは全旅程が調整対象と明記しています。
  • 一部使用済みの航空券を変更する場合:燃油の差額調整はしない案内です。
  • 航空券を払い戻す場合:両社とも燃油部分は全額払い戻す案内ですが、航空券本体の払い戻し可否や手数料まで無料になるわけではありません。

日付を変えるだけ、同じ旅程の便名を変えるだけでも、変更の扱いに含まれる場合があります。燃油差額を目的に動く前に、運賃差額、変更・取消条件、特典航空券の規定を含めて確認しましょう。

以前の2026年5月のANA燃油サーチャージの記事と比べる際も、購入時期の異なる情報だという点に注意してください。過去記事の額より、いま発券する条件の公式表を優先するのが基本です。

図を大きく見る

スマートフォンで図中の文字が小さい場合は、下のリンクから原寸画像を開けます。図の内容は本文でも説明しています。

よくある疑問

10月31日までに予約を入れれば、この金額で確定しますか?

予約日だけでなく、発券・購入の完了日を確認してください。旅行会社経由を含め、発券のタイミングや期限は予約先の案内に従う必要があります。

11月の搭乗なら、11月の燃油額になりますか?

搭乗月だけでは決まりません。発券・購入した時点の対象期間と、その後に航空券を変更したかどうかなどを確認します。

北米往復なら、全員がANA11万円・JAL10万円ですか?

この記事は日本開始の一般区間を前提とした単純計算です。ANAメキシコシティ線、海外開始、国際線乗り継ぎ、座席を使わない幼児などの条件によって異なります。

燃油が低い航空会社を選べば、一番お得ですか?

燃油は総額の一部です。運賃本体、諸税、手荷物や座席など必要な条件、変更のしやすさ、時刻までそろえて比較すると、自分に合う航空券を選びやすくなります。

まとめ:片道の差を知ったら、最後は総額へ

2026年9月1日~10月31日の発券・購入分では、日本開始の北米・欧州の一般区間はANA55,000円、JAL50,000円。いずれも1人片道です。

確認の順番は、発券・購入日、旅行開始国、利用区間と例外、最後に支払総額。この順で見ると、「往復額だと思っていた」「乗り継ぎ分が抜けていた」という計算違いを減らせます。

燃油だけで大きな金額になるからこそ、数字を知ったうえで落ち着いて比較したいところ。予約を確定する前に、ANA・JALそれぞれの公式ページと、自分の旅程の最終画面を確認しましょう。

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