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海外で使うカード、私はなるべくJCB。Wise・Revolutとクレカの手数料を比較してみた

海外旅行で使うクレジットカードやWise・Revolutの手数料比較をイメージした旅行写真 旅行

こんにちは、あすぱら。です。

海外でカードを使うとき、為替レートは気になるけれど、その裏にある「手数料」までは意外と見ていなかったりします。

そこで今回は、クレジットカードの海外事務手数料に加えて、Wise(ワイズ)とRevolut(レボリュート)のカードについても調べてみました。

先に書いておくと、私はWiseもRevolutも使っていません。 海外では、なるべくJCBを使うようにしています。私がJCBとして使っているのは、JAL・JCBカード プラチナと、ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD(ソラチカゴールドカード)の2枚です。

この記事はWiseやRevolutの利用レビューではなく、公式情報をもとに、自分が持っているカードとほかの選択肢を比べた備忘録です。

特に押さえておきたいのは、JCBなら全部同じ手数料ではないこと。そして「海外事務手数料0%」でも、両替や入金の費用まで無料とは限らないことです。

※2026年10月12日に公式情報を確認。日本発行のクレジットカードと、日本在住者向けWise・Revolut個人サービスを対象にしています。海外ショッピングは原則として外貨建て決済で比較しています。

海外のカード決済は、為替レートだけでは決まらない

一般的なクレジットカードの外貨建てショッピングは、国際ブランドなどの基準レートに、カード発行会社が定める海外事務手数料を加えて円換算します。ざっくり書くと、「外貨の利用額 × 基準となる為替レート ×(1+海外事務手数料率)」というイメージです。

ただし、明細に表示される換算レートに手数料が含まれている場合は、そこから同じ手数料をもう一度足すわけではありません。買い物をした日と、円換算の基準日が異なる場合もあります。たとえばJAL・JCBカードは、JCBが加盟店への支払い処理をした日を換算日としています。JALカード公式の海外利用案内

発行会社・国際ブランド別の主な海外手数料

2026年10月12日時点で、公式情報を確認できた主なカードを並べます。商品別の例外があるので、カード会社の一般的な数字を自分のカードへそのまま当てはめないのがポイントです。

カード・発行会社 ブランド 海外事務手数料
JAL・JCBカード プラチナ JCB 1.60%
ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD JCB 1.60%
ジェーシービー本体発行の対象カード JCB 1.60%
イオンカード Visa/Mastercard/JCB 1.60%
ビューカード JCB 1.60%
ビューカード Visa/Mastercard 3.85%
三井住友カード(原則) Visa/Mastercard 3.63%
Amazon Mastercard/Amazon Prime Mastercard Mastercard 2.20%
楽天カード Visa/Mastercard/JCB/American Express 3.63%
セゾンカード Visa/Mastercard/JCB/American Express 3.85%
エポスカード Visa 3.85%

出典:JALカード/JCB/イオンカード/ビューカード/三井住友カード/Amazon Mastercard/楽天カード/セゾンカード/エポスカード

同じJCBでも発行会社や商品が違えば手数料は変わります。逆に、VisaやMastercardでも低い料率のカードはあります。カード表面のロゴだけではなく、発行会社・商品名・ブランドをセットで確認したいところです。

10万円相当使うと、どのくらい違う?

手数料を加える前の円換算額を同じ10万円と仮定すると、単純計算ではこうなります。

手数料率 10万円に対する上乗せ額
1.60% 1,600円
2.20% 2,200円
3.63% 3,630円
3.85% 3,850円

1.60%と3.85%なら、差は2,250円です。ただし、実際はブランドごとの基準レートや処理日も違うので、そのまま実請求の差を保証する数字ではありません。

私が使っているのは、JAL・JCBプラチナとソラチカゴールド

私が使っているJCBは、JAL・JCBカード プラチナとANA To Me CARD PASMO JCB GOLD(ソラチカゴールドカード)の2枚です。

JAL公式の海外利用案内では、JAL・JCBカードの外貨建てショッピングは、JCBの基準レートに海外利用にかかわる事務処理コスト1.60%を加えた換算レートが適用されます。ソラチカゴールドもJCB発行カードなので、JCBの海外利用時の換算ルールが適用されます。JCB公式FAQ

なので、私の「海外ではなるべくJCB」という話は、もう少し具体的に言えばこの2枚を使っているという話です。

もちろん、両カードともマイルにつながる仕組みがあります。ただ、支払う手数料は円で確定する一方、マイルをどんな価値で使えるかは別の話。「マイルがあるから実質○%」と決めつけず、支払う金額と獲得マイルは分けて考えたいところです。

私の場合は、すでにこの2枚を使っています。海外旅行のためだけにプラチナやゴールドを新しく作るべき、という話ではありません。これから申し込むなら年会費も含めて比較する必要があります。

Wiseは、残高から支払うデビットカード

Wiseは、アカウントに用意した残高から支払うデビットカードです。翌月まとめて銀行から引き落とされるクレジットカードとは使い方が違います。

項目 日本居住者向けの主な条件
定期的な利用料 なし
物理カード 1,200円
デジタルカード 無料
海外事務手数料 なし
両替 通貨・金額などに応じた両替手数料
ATM 月25,000円相当までWise側の出金手数料無料

Wiseはミッドマーケットレートを使い、両替手数料を別に示す仕組みです。ただし、両替そのものが無料という意味ではありません。 すでに米ドル残高を持っていて米ドルの買い物に使うなら、その支払いのために新しい両替は不要。日本円しか持っていなければ、支払い時または事前に両替が必要です。

また、ATMは月25,000円相当までWise側の出金手数料が無料ですが、それを超えると100円+超過部分の1.75%がかかります。ATM運営会社が独自の手数料を取る場合もあります。Wise公式のカード料金

なので比較するときは、「海外事務手数料がない」だけを見るのではなく、外貨残高を用意して買い物を終えるまで、合計でいくらかかったかを見るのが分かりやすいです。

Revolutは、入金・両替・プランの条件を合わせて見る

Revolutも、残高を用意してカード払いするサービスです。公式の日本向けプラン比較では、海外事務手数料はスタンダード・プレミアム・メタルとも0%と案内されています。ただし、チャージや外貨両替まで無条件で全部無料という意味ではありません。

項目 スタンダード プレミアム メタル
利用料 無料 980円/月 または9,800円/年 1,980円/月 または19,800円/年
海外事務手数料 0% 0% 0%
外貨両替の無料枠 月次サイクル30万円相当まで 無制限 無制限
市場営業時間外の追加手数料 1% なし なし
ATM無料枠 25,000円/月 50,000円/月 100,000円/月

スタンダードは、30万円相当の無料枠を超える部分に0.5%の為替手数料がかかります。さらに、外国為替市場の営業時間外に法定通貨を両替すると1%が追加されます。公式規定では、営業時間外はニューヨーク時間の金曜17時から日曜18時まで。Revolut スタンダードプラン料金

ここで大事なのは、週末にカードを使ったら必ず1%ではないことです。支払い通貨の残高を十分に持っていて、その残高から支払えるなら決済時の両替は不要。日本円などから自動両替されるときに、その時間帯の条件が関係します。

入金の時点で手数料がかかることも

日本国内発行の個人向けカードなどでは、通常のカードチャージ条件も違います。

チャージ方法 Revolut側の通常手数料
銀行振込 無料(振込元銀行の費用は別)
Visaクレジット/プリペイド 1.7%
Visaデビット 無料
Mastercardクレジット/デビット 無料
Mastercardプリペイド 1.3%
JCB カード入金非対応

国外発行カードやビジネスカードなどは別条件です。さらに、最初のカードチャージには手数料無料の扱いがあると公式ヘルプに案内されています。実際の手数料は入金前にアプリで確認できます。Revolut公式ヘルプ

そして、Revolutでは現在、カードチャージに対応しているブランドはVisaとMastercard。JCBからのカードチャージには対応していません。 対応カードの公式案内

海外ATMは、買い物とは別の料金表を見る

WiseもRevolutも海外ATMで使えますが、カード払いとATM出金は別条件です。

サービス サービス側のATM無料枠 超過時
Wise 月25,000円相当まで 100円+超過部分の1.75%
Revolut スタンダード 月次サイクル25,000円相当まで 超過部分2%
Revolut プレミアム 月次サイクル50,000円相当まで 超過部分2%
Revolut メタル 月次サイクル100,000円相当まで 超過部分2%

いずれも、必要な両替費用やATM事業者独自の手数料は別です。「無料枠内なら完全無料で現金が手に入る」とは限りません。

また、日本向けRevolutでは、カードからチャージした残高はATM引き出しや送金に使えない条件があります。アプリに残高があることと、ATMで引き出せることは別なので注意したいところです。Revolutの現金化可能残高の案内

手数料率だけで、どれが一番とは決められない

JCBは所定の基準レート、Wiseはミッドマーケットレート、Revolutも市場データなどをもとにしたレートを使います。土台が同じとは限りません。

なので、「JCBが1.60%でRevolutが0%だから、必ず1.60%得」と単純比較することはできません。

比べるなら、同じ外貨額を使うために最終的に何円必要か。カード発行料、入金の費用、有料プラン料金なども含めます。そのうえで、残高や無料枠を自分が管理しやすいか、という点も考えてよいと思います。

どのカードでも、決済時の通貨と仮押さえには注意

海外の店頭やATMで日本円と現地通貨を選べる場合、日本円を選ぶと店舗・決済サービス側の換算、いわゆるDCCが使われ、割高になる場合があります。円で表示されると分かりやすいですが、分かりやすいことと安いことは別です。基本は現地通貨を選び、表示通貨とレートを確認します。

ホテルやレンタカーなどでは、保証のために一定額を仮押さえする場合もあります。残高払いのカードでは、仮押さえ中の資金を別の支払いに使えないことがあるため、利用先の受け入れ条件と残高の余裕も確認したいところです。

私は今のところ、海外ではなるべくJCBで

WiseもRevolutも、調べてみると選択肢として面白いサービスでした。ただ、私は今のところどちらも使っていません。

海外ではJAL・JCBカード プラチナとソラチカゴールドをなるべく使う、というのが現在の使い方です。

「JCBなら全部安い」という話ではないし、「手数料0%ならすべて無料」でもない。まず手持ちのカードがどこから発行され、海外で何%かかるのかを確認する。そのうえで、WiseやRevolutを新しく用意する場合の費用と管理の手間まで比べる。

ポイントやマイルを何%もらえるかだけではなく、支払いに何%かかっているか。海外で使うカードは、その両方を見て選びたいですね。

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アイキャッチ写真:Global Residence Index / Unsplash

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