こんにちは、あすぱらです。
香港国際空港から深圳へ移動するとき、「バスを使わず、鉄道を乗り継いで行きたい」と思いませんか? 私も今回の移動を考えるなかで、空港から香港駅へ出て、羅湖を通って深圳に入るルートを選びました。
調べてみると、気をつけたいのは乗換回数だけではありません。香港駅と中環駅は徒歩でつなぐこと、東鉄線には羅湖行きと落馬洲行きがあること、越境手続きのあとに深圳の地下鉄へ乗り直すこと。この3つを押さえると、全体の流れがかなり見えやすくなります。
この記事は、公式情報をもとに整理した出発前のルートガイドです。実際に乗車した体験談や、入境待ち時間の実測ではありません。今回は、羅湖から深圳地下鉄1号線で老街方面へ向かうところまでまとめます。
情報確認日:2026年10月23日。時刻は香港・深圳の現地時間です。日本より1時間遅く、運行・越境の取扱いは当日の公式案内を確認してください。アイキャッチはAI生成のイメージ、本文の図は説明用のオリジナル図解です。
香港空港から深圳へ! 今回選んだ鉄道ルートの全体像
まず、今回のルートを一本の流れにすると、こうなります。
香港空港 → 香港駅 → 徒歩で中環駅 → 金鐘駅 → 羅湖駅 → 越境手続き → 深圳地下鉄・罗湖駅 → 老街駅
空港から深圳へ直通する一本の列車ではありません。空港エクスプレス、香港のMTR、徒歩での越境、深圳の地下鉄を組み合わせます。「鉄道だけ」といっても、駅の間や出入境施設では歩きます。大きな荷物がある場合は、その移動も予定に入れておきたいですね。

| 区間 | 使う路線・移動方法 | 確認する表示 |
|---|---|---|
| 香港空港 → 香港駅 | Airport Express | Hong Kong |
| 香港駅 → 中環駅 | 連絡通路を徒歩移動 | Central/Island Line |
| 中環駅 → 金鐘駅 | 港島線・柴灣方面 | Chai Wan/Admiralty |
| 金鐘駅 → 羅湖駅 | 東鉄線・羅湖行き | East Rail Line/Lo Wu |
| 羅湖 → 深圳側 | 徒歩・香港出境と中国本土入境 | 出入境案内に従う |
| 深圳・罗湖駅 → 老街駅 | 地下鉄1号線・机场东方面 | Luohu/Laojie |
これは、香港駅・中環・金鐘を経由したい場合のルートです。空港からの経路にはほかの組み合わせもあるため、最短・最安と決めつけず、目的地と使いたい交通手段に合わせて選ぶのがよさそうです。
① 空港エクスプレスで香港駅へ。「約24分」はここまで
香港空港に着いたら、まず香港への入境、必要に応じて手荷物の受け取りなどを済ませ、空港エクスプレスの乗り場へ向かいます。今回の降車駅は香港駅・Hong Kongです。
MTR公式は、空港と香港の都心を結ぶ空港エクスプレスについて、所要時間を約24分と案内しています。ただし、これは深圳に着くまでの時間ではありません。空港での手続き、香港駅での徒歩移動、その先の乗り継ぎと越境は別に考えます。
到着便が早朝の場合も、飛行機の到着時刻だけで次の予定を組まず、空港エクスプレスの始発や当日の運行状況まで確認しておくと安心です。
公式:MTR・Airport Express / 空港エクスプレス時刻表
② 香港駅から中環駅へ歩き、港島線で金鐘へ
香港駅で降りたら、次はCentral・中環の案内に沿って歩きます。MTR公式でも、香港駅から中環駅への接続が案内されています。
ここでのポイントは、「香港駅で降りれば、そのまま東鉄線のホーム」という動きではないこと。今回のルートは中環まで移動し、港島線に乗って金鐘へ向かいます。地下の通路は案内表示を確かめながら進み、荷物が多いときはエレベーターの位置も確認したいところです。
中環駅では、港島線・柴灣(Chai Wan)方面へ。金鐘(Admiralty)は隣の駅です。駅名の日本語表記だけを覚えるより、Central、Admiraltyの英語も一緒に控えておくと、現地の表示と照合しやすくなります。

徒歩移動にかかる時間は、降りた場所や混雑、荷物によって変わります。ここを「必ず○分」と固定して、その後の列車に余裕なくつなぐ予定にはしないようにします。
公式:空港エクスプレス・香港駅の案内 / MTR路線図
③ 金鐘で東鉄線へ。乗る前に「Lo Wu」を確認
金鐘に着いたら、East Rail Line・東鉄線の案内へ進みます。今回目指すのは羅湖・Lo Wuです。
東鉄線で深圳方面へ行けるからといって、どの列車でも同じ場所に着くわけではありません。越境につながる終点には羅湖と落馬洲があります。ホームの行先表示、発車案内、車内表示を確認して、羅湖行きを選びましょう。
「深圳に入れればどちらでもよい」と考えると、その先のホテルや観光地への経路が変わります。私は今回は、深圳側で1号線に乗り、老街方面へ向かう流れで考えています。
行先がわからなければ、乗る前に「Lo Wu」と見せて駅員さんに確認するのも一つの方法です。漢字、英語、路線名をスマホのメモにまとめておくと、説明するときにも使えます。
羅湖と落馬洲、違うのは終点だけじゃない
ここは、出発前に整理しておきたい部分です。香港側の駅名と、深圳側の口岸・地下鉄駅名をセットで見るとわかりやすくなります。

| 比較する項目 | 羅湖経由 | 落馬洲経由 |
|---|---|---|
| 香港側の東鉄線駅 | 羅湖/Lo Wu | 落馬洲/Lok Ma Chau |
| 深圳側の越境口 | 羅湖口岸 | 福田口岸 |
| 深圳地下鉄との接続 | 1号線・罗湖駅 | 4号線・10号線・福田口岸駅 |
| 越境口の開放時間 | 6:30〜24:00 | 6:30〜22:30 |
| 今回の目的地との関係 | 老街へ1号線で移動できる | 目的地に応じて深圳側の経路を検討 |
越境口の終了時刻は、金鐘を出る最終列車の時刻ではありません。 深夜近くに香港側を出発して間に合う、とは考えず、利用日の列車時刻と手続きの余裕を確認してください。また、「落馬洲」という地名だけで24時間利用できると思い込まず、今回の鉄道に接続する越境口の案内を見ましょう。
もう一つ、深圳側の「福田口岸駅」と「福田駅」は別の駅です。ホテルの最寄り駅を調べるときも、「福田」の文字だけで同じ場所と判断しないようにしたいですね。
公式:MTR・羅湖/落馬洲の越境案内と開放時間 / 列車の運行時間・経路検索 / 深圳市交通運輸局・地下鉄路線情報
④ 羅湖で越境。その後、深圳地下鉄1号線で老街へ
羅湖に着いたら、現地の案内に沿って香港の出境と中国本土への入境手続きを進めます。香港のMTRの列車に乗ったまま、深圳の地下鉄へ直通するわけではありません。
香港と中国本土は入境手続きが別です。必要な書類や入境条件は、国籍や渡航目的などによって異なるため、香港に入れたことだけで中国本土への入境も問題ないと決めつけず、事前に確認しておきましょう。この記事では個別の査証・入境可否は判断していません。
深圳側の手続きを終えたら、地下鉄1号線の罗湖・Luohu駅へ。老街へ向かう場合は、机场东方面の列車に乗り、国贸の次が老街です。罗湖から数えて2駅なので、乗り過ごさないよう表示を見ておきます。
「羅湖」と「罗湖」、「老街」と「Laojie」のように、案内では漢字表記や英語が切り替わります。目的地はホテル名だけでなく、最寄り駅の中国語表記も保存しておくと便利です。
なお、香港側のMTRと深圳地下鉄の運賃・支払いは別に準備します。次に紹介する空港エクスプレスの乗り継ぎ特典も、深圳地下鉄の料金まで含むものではありません。
関連:香港への入境準備を確認したい方はこちら。香港の入境制度と、中国本土への入境条件は分けて確認してください。
運賃で見落としたくない、空港エクスプレスの乗り継ぎ条件
お得情報のブログとして、ここは確認しておきたいところです。MTR公式には、空港エクスプレス利用に伴うFree MTR Connectionsの案内があります。
同じOctopusなどの対象の支払い手段で、香港・九龍・青衣の空港エクスプレス到着から1時間以内に接続するMTRへ乗り継ぐなどの条件を満たすと、接続するMTR区間が無料になる制度です。公式案内には羅湖・落馬洲も含まれています。
Octopusの場合は十分な残高が必要で、両区間の間の利用記録数にも条件があります。対象外には東鉄線のファーストクラスなどがあるため、乗車方法まで含めて確認しましょう。1時間は乗り継ぎの条件であって、「1時間以内に羅湖まで到着」という意味ではありません。
旅行サイトの割引乗車券や別途購入したQR乗車券まで、すべて同じ条件で使えると判断するのは避けたいです。空港エクスプレス単体の安さだけでなく、その先の接続区間も含めて比較すると、支払総額を考えやすくなります。
正確な運賃は、利用日・支払い方法・券種を選び、公式の経路検索で確認してください。香港側の費用と、深圳側の地下鉄費用も分けて見積もります。
公式:Free MTR Connectionsの対象・条件 / MTR公式経路・運賃検索
海外での支払い準備は、海外カード手数料・JCB・Wise・Revolutの整理記事も参考にどうぞ。カードのブランドだけで各交通機関での利用可否は決めず、現地交通の対応条件を別に確認します。
「空港から何分?」は、列車以外の時間も足して考える

旅行計画で気になるのは、結局いつ目的地に着くのか、ですよね。ただ、今回は区間ごとの列車時間だけを足して「必ずこの時間で着く」とは書かないことにしました。入境の待ち時間や荷物、乗換、越境手続きで変わる部分が大きいからです。
予定を立てるときは、次の4つに分けると整理できます。
- 飛行機を降りて空港を出るまで:香港入境、手荷物、駅への移動。
- 香港側の鉄道と乗換:空港エクスプレス、香港駅から中環への徒歩、港島線、東鉄線。
- 羅湖での越境:香港出境、中国本土入境、施設内の移動。
- 深圳側の移動:地下鉄の支払い・乗車、駅から目的地まで。
当日予約の予定やホテルへの連絡を考える場合も、空港エクスプレスの約24分を、そのまま深圳までの目安にはしないこと。越境口の終了間際を狙う計画は避け、乗車前に運行案内を確認するつもりです。
出発前に保存しておきたいメモ
- 駅名はHong Kong → Central → Admiralty → Lo Wu → Luohu → Laojieで控える。
- 金鐘では羅湖行きの表示を確認する。
- 越境口の開放時間と、そこへ向かう列車の最終時刻を別々に調べる。
- 香港と中国本土の入境条件・必要書類を分けて確認する。
- 香港側と深圳側、それぞれの交通の支払い方法を準備する。
- 路線図、目的地の住所、予約情報は通信がなくても見られるよう保存する。
公式の確認先:MTR日本語サイト / 香港入境事務處 / 中国国家移民管理局
あすぱらのまとめ:老街方面なら、羅湖の先までセットで考える
今回の私の選択は、香港空港から香港駅へ出て、中環・金鐘を経由して羅湖へ向かうルートです。深圳に入ったあと、1号線で老街へ進むところまで一緒に考えると、駅名のつながりがわかりやすくなりました。
大事なのは、「東鉄線に乗ればあとは全部同じ」と考えないこと。羅湖か落馬洲かで、接続する深圳側の駅も変わります。そして、空港エクスプレスの乗り継ぎ条件は、お得に移動したい人ほど出発前に読んでおきたいですね。
バスを使わず移動したい方の、ルート選びと準備の参考になればうれしいです。私も駅名と行先をメモして、余裕を持って動けるよう準備します!
香港旅行の雰囲気を知りたい方は、妻と二人で行った香港週末旅の記事もどうぞ。こちらは今回の深圳ルートとは別の旅行記です。出発空港の準備には、ANA羽田国際線のターミナル確認記事も役立ててください。

