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飛行機にモバイルバッテリーは何個まで?持ち込み・充電・収納のルールを再確認【2026年】

空港でモバイルバッテリーを個別のケースに準備するあすぱら。のイラスト 旅行

こんにちは、あすぱら。です。

旅先では地図、航空券、写真、決済と、スマホに頼る場面が多いですよね。モバイルバッテリーも持っていこう、となるのですが、飛行機に乗る日は普段と同じ入れ方ではいけません。

「スーツケースに入れなければ大丈夫でしょ?」と思っていた方も、いったん確認を。2026年4月24日から、持ち込み個数と機内での充電に関する取り扱いが変わっています。秋冬の旅行の前に、ANAの案内と国土交通省の資料を見直してみました。

先に私からのおすすめをひとつ。出発前にスマホを充電して、モバイルバッテリーは個別に保護して手元へ。機内で足りなくなってから考えるより、地上にいるうちに準備しておくほうがラクです。

情報確認日:2026年10月13日。ANAの公表内容を軸にした整理です。共同運航便・海外の航空会社などは、実際に運航する会社の最新ルールも確認してください。

まず結論。2個まで・160Wh以下・預けない・棚に入れない

確認項目 基本の扱い
預け入れ手荷物 入れられません。受託するスーツケースから出す
機内持ち込み 1人2個まで、1個あたり160Wh以下
ショート対策 端子の絶縁や個別の袋・ケースで保護する
座席上の収納棚 収納せず、手元で管理する
機内電源 → バッテリー バッテリー自体への充電は禁止
バッテリー → スマホ等 ANAは使用を控えるよう案内。機内では行わない準備を

ここでいう2個は、モバイルバッテリーの個数です。スマホやパソコンの内蔵電池、カメラの予備電池を全部ひとまとめにして「電池類は2個」と理解すると、別のルールと混ざってしまいます。

モバイルバッテリーは1人2個まで、各160Wh以下、預け入れ不可、機内では手元管理
容量だけを満たしていても、個数・入れる場所・保護方法の確認が必要です。

出典:ANAの取り扱い変更案内/国土交通省の案内資料。

「機内持ち込みOK」と「機内で使ってOK」は別です

ここ、私も記事としてきちんと分けておきたいところです。持ち込める物だからといって、機内で自由に充電できるわけではありません。

機内電源からモバイルバッテリーを充電するのは禁止

座席のUSBやコンセントから、モバイルバッテリー本体へ充電するのは禁止されています。「到着後に使いたいから、移動中に満タンにしておこう」はできません。

モバイルバッテリーからスマホへの給電も控える

ANAは、モバイルバッテリーから電子機器への充電は控えるよう案内しています。国交省の利用者向け資料も、機内では電子機器への充電に使わないよう求めています。

「禁止」と「お控えください」という公式の表現は区別しますが、だから積極的に使ってよい、という話にはなりません。機内ではバッテリーを充電せず、バッテリーからも給電しないつもりで準備しておけば、判断に迷いにくいです。

機内電源からモバイルバッテリーへの充電は禁止。モバイルバッテリーからスマホへの充電も控える
向きを分けて覚えると、「どちらの充電?」と迷わずに済みます。

座席の電源からスマホへ直接充電する場合は?

国交省資料では、電子機器の充電は機内備え付けの電源を使うよう案内されています。ただし、すべての座席に電源があるわけではなく、設備や利用できるタイミングは便によります。座席の案内と乗務員の指示に従ってください。

乗ってから「端子が合わなかった」「電源がなかった」となることも考えて、必要なケーブルを用意しつつ、出発前の充電を基本にするのがよさそうです。

容量はmAhだけでなくWhを見る

売り場でよく目にするのは10,000mAh、20,000mAhといった数字。一方、航空機への持ち込み基準に使うのはWh(ワット時定格量)です。本体の表示やメーカーの仕様で、まずWhを探してください。

計算の関係は、Wh = mAh × 定格電圧(V)÷ 1,000。たとえば定格容量10,000mAh・定格電圧3.7Vなら37Wh、20,000mAh・3.7Vなら74Whです。これは同じ定格電圧を仮定した計算例で、製品ごとの持ち込み許可を保証するものではありません。

USB出力に書かれた5Vや、急速充電時の出力電圧を、内蔵電池の定格電圧と取り違えないことも大事です。数字が分からないときは自己流で判定せず、メーカー仕様と航空会社に確認しましょう。

WhはmAhに定格電圧を掛け1000で割って計算。10000mAhと3.7Vなら37Whという例
実物のWh表示を優先。計算するときは、どの電圧を使うかにも注意します。

「小さそうだから平気」「前に持ち込めたから今回も平気」では判断しないほうが安心です。印字が読めなくなっている場合も、出発前に確認を済ませておきましょう。

入れる場所は、預けるスーツケースでも頭上の棚でもなく手元

預ける荷物を決めたら、バッテリーを先に取り出す

モバイルバッテリーは、預け入れ手荷物に入れられません。家で荷造りするときから、機内へ持ち込む小さなバッグに分けておくと忘れにくいです。

気をつけたいのは、空港で予定が変わる場面。もともと持ち込むつもりだったバッグを預けることになったら、そのバッグの中も見直してください。パッキングした時点の分類ではなく、実際にどちらへ渡すかが大切です。

搭乗したら、頭上の棚へしまう前に確認

国交省は、座席上の収納棚に収納せず、座席ポケットなど手元で管理するよう案内しています。大きなバッグを棚に上げる場合は、その前にバッテリーを取り出しておきましょう。具体的な置き場所は、座席の設備や乗務員の指示に従ってください。

個別の保護も忘れずに。端子を絶縁テープで保護する、1個ずつ袋やケースに分けるなど、金属やほかのバッテリーと接触しないようにします。鍵や小銭と一緒にポーチへ放り込むのは避けたいですね。

カメラの予備電池も持つ人は、組み合わせを確認

撮影旅行では、モバイルバッテリー以外にカメラの予備電池も入っていることがあります。ANAはこれらを分けて案内しており、100Whを超え160Wh以下の予備電池は、モバイルバッテリーとの組み合わせで持ち込める数が変わります。

たとえば大容量のモバイルバッテリーを複数持つ方は、別枠で大容量の予備電池も2個持てる、と足し算しないでください。この記事の「モバイルバッテリー2個」を予備電池全体の許可と読まないことがポイントです。

該当する方は、ANA国内線の条件付き手荷物案内にある組み合わせ図まで確認してください。国際線は国際線の案内を、他社運航便は運航会社の規定を確認しましょう。

出発前から搭乗まで。あすぱら。ならこの順で確認します

  1. 家で:持っていく個数とWh表示を確認。メーカーのリコール対象でないか、破損・膨らみがないかも見ておく。
  2. 荷造りで:1個ずつ保護し、預ける荷物と分ける。スマホとバッテリーは地上で充電しておく。
  3. 手荷物を預ける前:スーツケースや預けるバッグに残っていないか確認。
  4. 着席前:棚に上げるバッグから取り出し、手元で管理。充電ケーブルも不用意につながない。
出発前は個数と容量、荷造りは個別保護、空港では預け荷物から取り出し、機内では手元で管理する
旅の流れに合わせて確認すれば、空港で荷物を全部開け直す手間も減らせます。

発熱や異臭など異常に気づいたら、自分だけで何とかしようとせず、すぐ乗務員へ知らせてください。便ごとのアナウンスがあれば、その指示を優先しましょう。

よくある質問

小型のバッテリーを3個持っていけますか?

小型でも、モバイルバッテリーは1人2個までです。容量の小ささだけで個数制限がなくなるわけではありません。

スマホにくっつけるタイプも数えますか?

スマホなどを充電するためのモバイルバッテリーなら、ケーブル式か磁石で装着するタイプかにかかわらず確認が必要です。「スマホと一体に見えるから数えなくてよい」とは考えず、製品の種類が不明なら航空会社へ相談してください。

残量がゼロなら、預けてもいいですか?

充電残量をゼロにすれば預けられるという案内ではありません。モバイルバッテリーは預け荷物から出し、条件を満たして機内へ持ち込みます。

海外便でも全部同じルールですか?

より厳しい条件を設ける航空会社もあります。航空券を買った窓口の名前だけでなく、実際の運航会社を確認してください。乗り継ぎがある場合は、各区間を見ておくと安心です。

充電の準備も、旅支度のうち

スマホの電池切れは困りますが、だからといってバッテリーをたくさん持てば解決、とはいかないのが飛行機の旅です。必要な分を条件内で持ち込み、個別に保護し、手元で管理する。そして充電は地上で済ませておく。この流れで覚えると分かりやすいと思います。

搭乗前には、ANAの最新案内など、利用する航空会社のページをもう一度確認してください。羽田を使う旅なら、ターミナル間の無料連絡バスガイドも一緒にどうぞ。荷物も移動も、少し準備しておくと当日がラクになります。

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